家計にお金が残らない
賃上げは物価上昇を超えたか?
見る数字:実質賃金、可処分所得、消費支出、客数・販売数量。名目金額だけの増加に注意。
内需拡大は、どこで本物になり、どこで止まるのか。期待だけで飛ばず、家計から企業利益、そして株価まで、お金の配管に詰まりがないかを探します。
賃上げは物価上昇を超えたか?
見る数字:実質賃金、可処分所得、消費支出、客数・販売数量。名目金額だけの増加に注意。
増収の中身は数量か、値上げか?
見る数字:営業利益率、原材料費、人件費、価格転嫁率。増収減益なら配管の出口が詰まっている。
予算は誰の受注になったか?
見る数字:予算執行、落札、受注残、元請けから設備・材料・地域企業への波及。
需要があっても作れるか?
見る数字:人手、土地、電力、建設能力、納期、設備、技術者。受注増がコスト増に変わる場合がある。
利益予想よりPERが膨らんでいないか?
見る数字:PER・PBR、業績修正、出来高、VWAP、TOPIX相対強度、決算後の反応。
原油・金利・為替が利益を削らないか?
見る数字:原油、長期金利、円相場、輸入価格、海外需要。内需企業も海外要因から自由ではない。
途中の一か所でも流れが止まれば、「内需拡大」という大きな言葉と、個別企業の利益はつながりません。問題が見つかった場所こそ、次に調べるべき研究テーマです。
| 信号 | 確認できた事実 | 判断 |
|---|---|---|
| 🟢 前進 | 実質所得・数量・受注が増え、営業利益率も改善。上方修正と出来高を伴う。 | 期待が実体経済と企業利益へ到達し始めた。 |
| 🟡 観察継続 | 政策や賃上げはあるが、数量・受注・利益への到達をまだ確認できない。 | テーマは発生。ただし内需全面買いには進まない。 |
| 🔴 要注意 | 実質購買力低下、増収減益、供給制約、割高化、計画延期が表面化。 | 内需という看板と企業価値が離れている。 |
各項目の現在地を選び、根拠となる日付・数値・企業名をメモします。記録はこの端末のブラウザ内に保存できます。
六項目の多くが前進し、利益への到達を決算で確認した。
政策と期待はあるが、実質所得・数量・利益に未到達。
物価または株価だけが上昇し、暮らしと企業利益は改善していない。
「内需株を探す」のではない。
内需のお金が、利益まで届く会社を探す。