02 / SHAREHOLDER VALUE | LEVEL 3

株主価値

初級|まず「希薄化」と「価値創造」の関係をつかむ。

まず覚えること

創薬企業は、研究や治験を続けるために資金が必要です。そのため、新しい株を発行して資金を集めることがあります。

大切なのは「株が増えたか」だけではなく、
集めたお金で会社の価値をもっと大きくできるか?

資金の旅

資金調達
Cash
→
研究開発・投資
Investment
→
企業価値の増加
Value Creation

この流れがうまく進めば、資金調達は次の成長のための燃料になります。

希薄化って何?

新しい株が増えると、今までの株主が持っている「会社全体に対する割合」は小さくなります。これが希薄化です。

ただし、希薄化が起きても、集めた資金によって会社全体の価値がそれ以上に大きくなれば、長期的には1株あたりの価値が高まる可能性があります。

まず見る5項目

項目見ること
① 調達額いくら集めるのか
② 希薄化率株がどれだけ増えるのか
③ 資金使途何に使うのか
④ 時間研究を続ける時間は延びるか
⑤ 生まれる価値治験・提携・売上などにつながるか

NANOを見る問い

「また増資か?」で終わらせず、

資金 → 時間 → 開発進展 → 事業価値

この変換ができているかを見る。

一言でまとめる

株主価値 = 「希薄化しないこと」ではない。

集めた資金から、それ以上の価値を生み出せるかを見る。